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それからなのは達はリンディに色々な事を聞いていた
まずは部屋にとじ込もったままでいる、ヴィータの事を聞いた
はやて「うちも何回か部屋を訪ねたんやけど、全然返事をしてくれへんのや」
リンディ「今は時間が必要なのかも知れないわね。 ヴィータさんが出てくるまで待ってましょう」
リンディの言葉に全員が頷く
特になのははヴィータの気持ちが一番よくわかっていた
正直言うと自分だって、まだ部屋から出たくなかった
でも、このままじゃいけないと思い
なのはは勇気を持って、部屋から出たのだ
なのは「私も…話てみます。 ヴィータちゃんの気持ち…よく分かるから」
フェイト「私も…ヴィータと話てみます」
なのはとフェイトが言う
リンディ「お願いね。 でも、時間が必要だって事も忘れないでね」
なのはとフェイトは大きく返事をする
ちなみに、シグナムはすでに何事もなかったように部屋を出ている
ただ、彼女なりに何かを思っているようだった
次にフェイトが今後について質問していた
リンディ「まずしなければいけない事は事件の終息。 それと、この事件の資料の作成、それから、彼女達の埋葬ね」
リンディがなのは、フェイト、はやての目を順番に見る
リンディ「事件の資料作成には、3人にも色々と聞くからね。 協力してよ」
なのは「はい」
フェイト「あの……」
フェイトがおずおずと右手を上げる
リンディ「何かしら?」
フェイト「その…レインに…ついては……」
フェイトは口ごもりながら何かを伝える
フェイトが伝えたい事……
それは……
リンディ「大丈夫、レインさんについては出来る限り附せる事にするわ」
フェイト「リンディ提督」
リンディ「完全に附せる事は出来ないけど、出来る限り附せるから、安心して」
フェイト「あ、ありがとうございます!」
リンディの言葉にフェイトは大きく頭を下げる
それを見ていた、なのはとはやても同じように頭を下げた
3人共、レインの事を知られたくなかったのだ
特に、彼の戦いや、過去については
屈託のない笑顔で3人が応える
クロノはやれやれとうなだれつつも、了解の意を示した
リンディ「他に質問はない?」
なのは「大丈夫です」
なのはが代表して言う
リンディ「そう。 それなら今日はここまで、あとは自由にしていいわ、解散よ」
それを確認したなのは達、3人は艦長室を後にした
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