最終章

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なのは「悲しくないって言えば嘘になるよ。 昨日も泣いちゃったから」 それを聞いた、フェイトとはやては自分達も昨日泣いた事を思い出す なのは「でもね、いつまでも泣いてたらダメだと思うんだ」 なのはは笑顔で言う なのは「ずっと、泣いていたらレイン君に笑われるよ」 なのはが見せた、その笑顔には迷いがない いつものなのはの笑顔だった フェイト「強いね、なのはは」 はやて「一番辛いのは、なのはちゃんなのに、最初に立ち上がった」 なのは「そんな…強くなんかないよ。 今だって泣きたい気持ちになるし」 フェイト「それは、みんな同じだと思うよ」 フェイトはなのはの前に来ると、なのはの手を握る フェイト「私もそうだからさ、なのはと同じで泣きたくなる」 はやて「みんな同じやと思うで…その気持ち」 フェイト「その気持ちの中で、なのはは最初に立ち上がった。 だから、なのはは強いよ」 その言葉になのはは目の奥が熱くなる なのは「ありがとう、フェイトちゃん、はやてちゃん」 出てきた涙を拭くと、笑顔を見せる そして、疑問に思っていた事を聞いた なのは「これから、フェイトちゃんとはやてちゃんはどうするの?」
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