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昨日……朝、たしか好きだとかなんとか言われたなあ。 男に…………男!? そうだ、男だ。 私は男にやられたのだ。 そうそう、あいつ……あの若林に。 私が昨日のことを思い出すと、お母さんは「先生を呼んでくるわね」と言って、再び部屋から出ていった。 そういや、私をぎりぎりのところで助けてくれたのは誰だったのだろう。 どこか、私も聞いたことのある声だったような気がする。 はて、どこでだろう?
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