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「えぇっ
まじで総司の相手するの!?
危ないって」
それまで流れを傍観していた平助が声をあげる
それは自分よりも背が低く、同い年かあるいは年下の少年を気づかっての言葉だった
だが宵風は平助の心配をよそにさらっと笑った
「現役剣士との手合わせは初です
喜んでお相手する所存です」
余計に心配ぃーーーッ
結局、審判は平助が務めることにより話しがまとまった
危険と感じたらすぐ
試合を中止に出来るようにと
試合の話しに関して土方が言葉を挟まなかったのはおそらく宵風を"見る"ためであっただろう
試合を見ればある程度の流派、出身、実力を知ることができるからである
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