さん

7/7
前へ
/210ページ
次へ
許しちゃうでしょ 「ほんとー?やっぱ瞬ちゃん優しー」 さっきの悲しい表情を一転させむしゃむしゃとカラアゲを頬張る 「おい!(笑)」 なんか思わずツッコんでしまった 「お前なぁ(笑)ほら口付いてる」 そう言い惇は口の端に付いていたご飯粒を取った 「ありがとー!くぅー唐揚げ美味いっ」 惇はあきれ気味 「………」 何だこれデジャヴ? 『付いてるよ』 舌っ足らずで優しい声が頭の中で木霊した 「っ」 「瞬さん?どうしました?」 惇が声を俺に掛ける 「瞬ちゃーん?大丈夫、顔真っ赤だよ?」 どうしよう… 「俺…やっぱおかしいかも」 「「は?」」
/210ページ

最初のコメントを投稿しよう!

966人が本棚に入れています
本棚に追加