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許しちゃうでしょ
「ほんとー?やっぱ瞬ちゃん優しー」
さっきの悲しい表情を一転させむしゃむしゃとカラアゲを頬張る
「おい!(笑)」
なんか思わずツッコんでしまった
「お前なぁ(笑)ほら口付いてる」
そう言い惇は口の端に付いていたご飯粒を取った
「ありがとー!くぅー唐揚げ美味いっ」
惇はあきれ気味
「………」
何だこれデジャヴ?
『付いてるよ』
舌っ足らずで優しい声が頭の中で木霊した
「っ」
「瞬さん?どうしました?」
惇が声を俺に掛ける
「瞬ちゃーん?大丈夫、顔真っ赤だよ?」
どうしよう…
「俺…やっぱおかしいかも」
「「は?」」
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