春は出会いの季節です。

3/9
前へ
/9ページ
次へ
「しっかり復習しておくように。以上」 科学担当の大倉先生が 素っ気なくスタスタと 教室を出て行った。 「やーっと昼休みだ。愛佳、購買寄って教室帰ろ」 ノートをせっせと録っている ところに槙ちゃんが現れた。 「終わった~。あ!先に教科書帰しに行ってもいい?」 「うん、いいよ~」 アタシ達は実験室を出て 教科書を帰しに 私達のクラスの 隣のクラスに入った。 「はい、教科書。ありがと~」 「ったく高校早々に教科書忘れんなよなあ~。お前勉強する気ねーだろ」 アタシは借りた教科書で ぺしっと頭を叩かれた。 叩いた村下良太は 面白そうに笑っていた。 「いった~「…あの~、愛佳?」 「ん?」 「その人って~」 「あ、えっと…「愛佳の彼氏の村下です」 「…えぇぇっ!!」 村下良太、こいつは 恥ずかしながらアタシの かかかか彼氏です。(照) この高校に入るってゆう 無謀な決心をしたのも、 こいつと一緒の 高校に行きたかった ってゆうのがあったのだ。 アタシ達はクラスを後にして 購買に向かった。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加