2人が本棚に入れています
本棚に追加
「しっかり復習しておくように。以上」
科学担当の大倉先生が
素っ気なくスタスタと
教室を出て行った。
「やーっと昼休みだ。愛佳、購買寄って教室帰ろ」
ノートをせっせと録っている
ところに槙ちゃんが現れた。
「終わった~。あ!先に教科書帰しに行ってもいい?」
「うん、いいよ~」
アタシ達は実験室を出て
教科書を帰しに
私達のクラスの
隣のクラスに入った。
「はい、教科書。ありがと~」
「ったく高校早々に教科書忘れんなよなあ~。お前勉強する気ねーだろ」
アタシは借りた教科書で
ぺしっと頭を叩かれた。
叩いた村下良太は
面白そうに笑っていた。
「いった~「…あの~、愛佳?」
「ん?」
「その人って~」
「あ、えっと…「愛佳の彼氏の村下です」
「…えぇぇっ!!」
村下良太、こいつは
恥ずかしながらアタシの
かかかか彼氏です。(照)
この高校に入るってゆう
無謀な決心をしたのも、
こいつと一緒の
高校に行きたかった
ってゆうのがあったのだ。
アタシ達はクラスを後にして
購買に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!