脳クンのお話

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僕の太陽は真っ赤だった 僕の空はいつも灰色だった 僕がキャンパスで描く想像にはパステル感が無く汚れていた 親の愛情を感じていない訳でも無く 親は面倒臭いと思うけど嫌いだとは思わない ただ僕は子供らしくなく淀んだくらいが調度良く思えていただけだった 晴れた空の太陽が不思議すぎて どうしたらあんなに無意味に元気なんだろうと思った 曇ってるくらいが僕は落ち着くから好きだ でも雨の日は寂しくて好きにはなれなかった
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