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・・・別に好きだとか、そういう甘い感情は持ち合わせていない。
ただ、あいつが隣にいて、笑っていてくれるなら。それだけでいいと思えたのに。
恋よりも愛よりもきっともっと深くて、でも人には見えないくらいうすい、その感情の名を、俺はきっと探している。
「益田、アタカに今日なんか言われたでしょ」
隣に立ったカノジョは言った。
「想像できるでしょ、ヒッキーだった、カナタくん」
そこはまぁ、あんたのご想像にお任せします、なんて、ね。
ep1。
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