第零話 OVERTURE

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第零話 OVERTURE

――夜を照らす、 煌めく光が弾けるたびに、 今日もまた、 儚く輝く命の光が 消えてゆく・・・。 ――世界があなたを見捨てても、 私はずっと、 あなたの傍に居続けます。 だから教えて下さい。 あなたは、 私の傍に居てくれますか? 望むなら、 僕はあなたの元へと飛び発とう。 例えどれだけ離れていても、 翼を広げ、 夜明けを待つ空を越えて――。 天の歌集『戦場の夜小曲』より OVERTURE
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