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毎度の事ながら心配性すぎる直翔を見ると、自分も毎度の事ながら直翔を虐め過ぎてるなと思う。
からかうと面白いからつい…
反省はするが、その反省が生かされたことはない。
「大丈夫だから…」
「本当に?」
「本当本当」
流石に可哀想になって起き上がると、まだ心配そうな顔をしている直翔に土産のスイカを差し出した。
「なに?すいか?」
「そう、スイカ。母さんがお土産にって」
「まじで!!ちょう嬉しい!冷蔵庫で冷やしとくから、後で食おうぜ!」
「はいはい。俺先部屋行ってっから」
「了解ー(*^∀^*)」
スイカを入れるため冷蔵庫の中身と格闘している直翔を後目に涼は部屋へと上がって行った。
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