カッコカワイイ宣言!

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暫し静寂が二人を包む。 緑の影が、初々しい二人を覆い、木の葉が揺れる。 京は顔が赤いまま、どこかふてくされているようにも見える。 まぁ、不機嫌そうなのはいつもの事だが。 そんなところが、まぁ、俺は可愛いと思うわけで。 「けーい?」 「……何だよ」 「今日は、楽しもうな」 俺がそう言うと、京は一瞬の間の後、ニヤリと笑った。 コイツのこういう顔はイケメンなのに、可愛さを兼ね備えているとか、何なんだこの男は。 俺の頭に乗った手は、悔しいが俺より骨ばっていて、男らしい。 .
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