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「!!ん~~っ!?」
ち、ちちちちちちゅーされたぁぁああ!
いや、嫌じゃないんだが、むしろ嬉しいとか……って、何を考えているんだ俺!アホか!
俺が混乱している間にも、那由多からのキスはだんだん深くなっていく。
ぱ、パニックである。パニック全開なぁ那由多さんである。
「ンっ……ふむっ!」
唇を舌でなぞり、そのまま咥内へ侵入してくる。とにかく息が出来ない。
死ぬのか、俺!?殺されるの!?
それなんてヤンデレ!?
「んぬぅー!」
どんどんと那由多の胸を叩くと、ちゅっと音をたてて、ようやく唇を離してくれた。
「エホッ!ゲホゲホッーーー!はぁっ!何、すんだ、突然、アホか!」
酸素を求めて咳き込み、那由多を睨みつける。
しかし那由多はどこ吹く風と言わんばかりに自分の唇を舐め、にやりと笑った。
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