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恋愛経験がお互いに全くないというのも、なかなか困りものである。
なんだか最終兵器●女みたいなリア充なりたて独特の気まずい空気が流れている。
ハッ、そうか俺リア充なんだ!
「……で?」
「えっ?」
「どこ行く?」
「あっそうか。決めてなかったな」
事前に決めておけばよかったのだが、ここ最近、那由多が異常な程仕事を作ってくるし、鷹松君は鷹松君でよく光と満に連れ出されているので、なかなか会って話をする機会がなかったのだ。
お付き合い報告以来、何だか那由多は鷹松君に小姑のようにちくちく絡んでくるし。
お互いにストレスが溜まっていたりして、今日のでぇとは、俺としては本当に楽しみなのだ。
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