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「鷹松君は、行きたいところあるか?」
「別に、お前の行きたいところに付き合ってやるよ」
そう言うので、取り敢えず歩いて決める事にした。
行くのはどこだって良いのだが、一つ気になる事がある。
「なぁ、鷹松君」
「あ?」
緑の深くなった森林公園の中を、並んで歩いていた時に、その事をそれとなく尋ねることにした。
ちくしょ。背がデカいな鷹松君。
「何で、俺の事名前で呼んでくれないんだ?」
「あぁ!?」
そんなに驚く事だろうか。
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