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シエル
「 それ妖精(ニンフィ)の
郷土品に
似てるんだ 」
レン
「 妖精(ニンフィ)!?
あの…
羽根を
手に入れると
幸せに
なれるって
いう? 」
シエル
「 そう
その伝説の
せいで
彼らは
金目的の
狩人(ハンター)に
殺されてるがな 」
レン
「 まさか
シエルって
妖精狩人(ニンフィハンター)!? 」
< 「狩人って聞こえたぞ」
「俺たちの船には
乗せねえぞ」
とちょっとした
騒ぎになる。
思わず隠れるシエル >
シエル
「 お前っ
狩人がどれだけ
悪人で
人々に
嫌われてるのか
知らねーのか!? 」
レン
「 隠れちゃうんですね 」
シエル
「 俺の仕事も
あまり周りに
バレちゃ
いけないんだ
狩人がびびって
逃げちまう
からな 」
レン
「 逃げるって…
もしかして… 」
シエル
「 そうだよ
俺は…
妖精を守る者…
妖精保護団体(ニンフィホゴダンタイ)
の人間だ 」
レン(M)
「 保護団体?
こいつが!? 」
レン
「 狩人から妖精を
守るってあの…? 」
シエル
「 めちゃめちゃ
疑ってんなぁ…
ほら身分証明 」
レン(M)
「 本当だ……うわー… 」
シエル
「 俺たちは
狩人から妖精を
守る事だけが
仕事じゃない
妖精の生存を
確認する為に
情報を集めるのも
仕事の一つなんだ 」
レン
「 妖精は
貴方たちが
そうやって
調査するのも
迷惑してるのかも
しれませんよ 」
シエル
「 めずらしいな
お前は
保護団体否定派
なんだな 」
レン
「 ええ(にっこり)
僕は
保護団体なんて
いらないと
思ってます 」
< レンの後ろの
積荷が揺れて
レンへ落ちる >
シエル
「 !
危ない!!! 」
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