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サチ
「 この部屋
どうなされたんですか? 」
< ぐちゃぐちゃな医務室 >
悠路
「
あ――――――…
実は
エンゲージベルを
なくしちゃって… 」
サチ
「 え――――!? 」
レン(M)
「 ああ
あの鈴の事か 」
サチ
「 とにかく先生
私探しに
行ってくるよ! 」
悠路
「 あっ私も行きます!
レン君
ベッドから
出ちゃダメですよ! 」
< 二人いなくなる
椅子に座るシエル >
シエル
「 よいしょっと
なんだ
羨ましいのか 」
レン
「 (にっこり)
うん
いーね
恋人って 」
シエル
「 嘘ばっか
人なんて信用
しないって
タイプだろ
太刀筋みれば
大体性格わかる 」
< レン、一瞬虚ろな瞳になる >
シエル
「 まあいいや
それよりその
髪飾り…
ほれ、賞金 」
レン
「 この髪飾りは
僕が一番信用してた
恋人から
もらったものなんで
あげられません
それにこれは
レプリカだから
価値ありませんよ
しつこいなぁ 」
シエル
「 了解
諦めるよ
ゆっくり休め 」
< 扉を閉めて
壁に身体を預ける >
シエル
「 (不敵な笑み)
信用"してた"
恋人ねぇ…… 」
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