大変な生活

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二人の大声が息ぴったりにハモったことを聞いてるのは俺の家に一緒に住んでる、ねこの清丸(きよまる)だけだった 清丸は呆れた顔をしながら俺らに「2人が仲いいのはわかってるから早く行きニャさい!」と言ってたが俺にしか聞こえニャい……じゃなくて、聞こえないないのだ 家の戸締まりをして俺と美希は「行ってきまーす!!」といい光の速さで家を出てった 俺らは走っても学校に、もう間に合わないけどそれでも間に合わないものは間に合わない… いみわかんないな 俺はあきらめてたけど美希はめちゃくちゃ頑張って走ってる どうやら全然あきらめてないらしい… 「信雪どうした?」 俺はいつの間にか走るスピードが落ちていた 「美希?どんなに急いだって学校に間に合わないよ」 「間に合わなくても頑張れば何とかなるにきまってるだろう?」 何とかなる?そんなの言い訳言い訳、完全に間に合いませんよ時間すぎてるし… そう言いながら俺らはBダッシュして学校に向かった いろいろ障害物があってうざかったが、栗ボーやマンホールに入ってコイン取りまくったりして学校の近くで、 美希が何かに突っかかって転んでしまった、俺は美希がドジなのは初めから知ってたので転びそうになったのはすぐにわかったが、助けに行くタイミングが遅れてしまったため、美希完全に膝をついて転んだ 「み、美希?だいじょぶ?」 美希は最初は我慢していたのだがだんだん涙がだんだんたまっていき、ついには目をこすりながら泣いてしまった 「そのぐらいで泣くなよ」 膝から血をだしていたことは俺はきずいていたが美希はどうやらきずいてないらしい キズが残ると大変だからアレをやるしかないか… 「美希?俺がいいって言うまで目を閉じててくれないか?」 美希は泣きながらも、うなずいて目を閉じてくれた。 俺は美希がちゃんと目を閉じたことを確認したと同時に俺は美希のケガをした足に手をのせた 手の平に意識を集中して十秒ほどして、俺は手を美希の膝から離した 「もう目を開けていいよ」 美希はゆっくり目を開けた、完全に泣きやんでる 美希の膝のケガは完全に治ってる 「よしえらい、早く学校いくぞ!」 そのまま美希も頷いて一緒に走ってきた
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