大変な生活

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俺らは教室の前まで行って教室からは担任の先生がクラスの人の出席をとってる声が聞こえる、にもかかわらず美希はためらいなく教室のドアを開けようとした 「っておい!!美希!!」 美希は開けようとしてた手を引っ込めてこっちを見てきた 「信雪?どうしたのだ?」 「こっそり入った方がよくないか?」 「なぜだ?」 「普通に入ったら間違いなく先生に怒られるからだろ!?」 「なぬ!?全然気がつかなかった…」 こいつ天然水ってレベルじゃないよ100レベこえてるよ… そう言うと美希は教室のドアを開けてハイハイしながら入ってすぐに美希の席についた直後俺もハイハイしながら教室にこっそり入って席に向かった 後ろの席の人は何人か俺にきずいてるようだ てかなんで美希の時だけは誰も気がつかなかったんだよ… そんな事考えてると頭に重い物が落っこちてきた 「イテッ!」 「中村ぁぁー!!!!」 俺は慌てて後ろに振り返った 教卓にいたはずの先生はいつの間にか俺の後ろにまわって分厚い辞書を俺の頭に落としてきた 「中村?今日も遅刻か?」 「す、すいません!!朝トラブルがあって…」 俺はそんな事をいって美希の方を見た、クソーあのやろう俺の事見て笑ってやがる… あと啄也も笑ってた 「クソー!!なめやがってー!!許さんぞー!!」 「こら!!中村!!人の話を聞け!!」 2発目の辞書が俺の頭に落ちてきた、多分広辞苑だね そのまま朝のHRの時間怒られた…、怒られた?そんなの関係ないね!俺は負けないよー!! 朝のHRが終わったと同時にうざい奴が笑いながら話しかけてきた 「ノブ!!、おまえマジ朝からギャクセン高!!」 「啄也ぁー!!おまえ!俺が怒られてるとき、笑っただろ!?」 「笑ってないよ!!」 マジこいつ嘘つくの下手だな… 顔が完全に…… わらってんだよぉぉー! 「嘘ついてんじゃねー!!」 俺はそう言った瞬間最近買った、あるゲームで学んだCQCを使って啄也の裾をつかんで素早く背後に周りそのままクビをしめながらヘッドロックした 「ぐるじー…た…す……」 「啄也が笑ったことに嘘をついたのが悪りーんだろ?」 早くも意識飛んでるし、ざまーみろ、見事に三途の川行ったな
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