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私は夢咲 桜[ユメサキ サクラ]16歳。
今私は学校祭で使う浴衣を探していた。
学校祭はクラスで浴衣を着て喫茶店を出すことになった。
物置で探していると昔の浴衣が出てくるけど、どれもこれも小さくて着れない物ばかり。
仕方なくもっと奥まで探してみると…
大きな木箱が眠っていた。それを引っ張り出して開けてみると、
キレイな着物が入っていた。
「わぁ…キレイな着物…。お母さんのかな??」
手に取ってみるとちょうど良いサイズのようだった。
「ちょっとだけ…ちょっとだけいいよね…?」
私はそう自分に言い聞かせ羽織ってみた。
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