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あの女はす、全てを知っている…だと!!? そんなはずでは…私は確かに── 「ヒメヲ殺セ、ヒメワ──」 これがセト様にいわれた言葉。 セト様は私達の社長──かなり昔ある大きな戦争を起こして自ら身体をばらばらにし、信頼できるものに自分の頭を預け灰となり……消えた。 今、力を戻しつつ あるらしいんですが とても恐れられており私でさえ本当の姿はみたことがありません。 命令を誤るようなことがあれば…イコール死を意味します。 はあ… そんなことならばさっさと殺しておけばよかった…二度手間じゃないか!! さて……向かいますか …しかしおかしいですね。 透視が不完全だった? そんなはずはない。 ああ、そうか。 私閃きました!! 彼女は…"さっき"知ったのですね。 私はヒメを殺すために迷路のような通路を歩き始めました。 ああ、あった!、ここここ ひとつだけ豪華に飾られた部屋、真ん中には"関係者以外立ち入り禁止"と書かれている下に「姫より」 分かり易すぎるだろ ……ヒメの部屋ですね。 私はご丁寧にドアを四回ノックをした、さあヒメでーておいで! 「───はい。」 ん、やけにばばあみたいな声ですね
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