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私はすぐに"透視"能力を発動させました。……しかし、見えてきたのはばあさんの顔ばかり…つまりは拒絶されました。
…こんなことはまれです。
拒絶できるのは私が能力を使っているのがばれているときか、相手がかなり強敵かどちからです。
「さーさっさとお家に帰りな!」
そんなかなり有名な
某セリフのようなことを吐いたその次の瞬間──。
!!!
いきなりです!
何かから湯水が溢れるように
このばあさんから得体の知れない量の魔力が出だしました。
いきなり部屋一帯の空気が変わりました。
…うわお!!、この量は私でも対処しきれません。
やりますね、この用意周到ばばあ。
もしものために用意していたんでしょう。
魔力には短期魔力と長期魔力の2つがあり、前者はさっき私に向けられた火の粉などで消費少なくしてを簡単な魔法が使えます、後者は回復や大魔法などたくさん魔力が必要な時に用いられます。
なので私は今大ピンチというわけです!
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