プロローグ

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あたしは自分の部屋につくと ついた血を流すためお風呂に 向かった。 シャワーにあたるとなんとなく やっと生きてる実感がわく。 あたしはゆっくり湯舟に入って 天井を見上げた。 同情なんかしない。 いつからだろう、人が死んでいく のは怖かったはずなのに、 いつからかあたしは人が 死んでいくのがあたりまえに なっていた。 あたしはしばらくしてから お風呂から上がり冷蔵庫から お酒をだしてソファーに座った 「はぁ‐」 あたしはため息をついてテレビ をつけた。 テレビであたしが殺した奴が 報道されてるなんてもう慣れた ことだ。 あたしはお酒を一気に飲むと 寝ることにした。 ----------------- 自然に目がさめてあたしは ゆっくり起き上がった。 重たい体を起こして朝食 の用意をする。 朝食が食べ終わるとまだあまり 好きじゃない制服をきて あたしは"昼"の顔になって 司令部の寮をでた。
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