第三章

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俺は?死んだのか?その声は響き暗闇に残響を残した。ここはどこだ?と言い俺は胸に手を当てた、しかし破壊神に斬りつけられた傷は無い。 ここはどこだ!叫んだ途方もない残響が耳を浸蝕する。 「やっと目が覚めたか」 お前は誰だ? 「お前、俺だよ?知っているんだろう?」 は!?何のことだよ?しらねぇよ 「もう一人のお前だよ。気付いていたんだろう?」 知らない! 「お前はもうすぐ死ぬ、だから俺が少しだけ代わりをやってやろう。」 代わりなんて要らない、俺は俺だ 「死ぬぞ」 それでも 「まぁ、また帰って来いよ待ってやるから。」 「じゃあな」 そう言うとそいつは消え目の前が白濁した世界に代わった。
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