第二章

3/6
前へ
/17ページ
次へ
「よう」と、式がやってきた。 「何だ、用か?」 「いや、ちょっとな」 「なんだ、式らしくもない」 「実は俺、東京に妹置いてきてるから、心配で」 「東京か…」 式は短い髪の毛を、一気にかき揚げると決意を決めこういった。 「俺と、俺と闘ってくれ !」 「ふっ、一年ぶりか」俺は頷いた。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加