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「あいつが破壊神か!!!」
と、式は飛び起きた。先程から俺とクロイツさんとで頬を叩きまくっていた、それなのに全く起きないこいつは、いったいどういう精神をしているのだろうか。
「あれ………破壊神は……?」
「お前寝ぼけてるだろう」
「へ……、クロイツさん………、破壊神に殺されたんじゃ………?」
ゴンッッッッッッッッ!
クロイツの拳は式の脳天を、凄まじい音を立てながら式を二回目の眠りに送った
「サヨナラ…式」
クロイツ本人もあんなに威力がでかいとは思っていなかったらしい
式はクロイツにおぶられている
クロイツさんも責任感じてるんだな、と感心していると俺は隣を歩く、まだ眠たい目を擦っているユイに声を掛けられた。
「あのラブラブ関西人何者なんだろうね」
「さぁ、よくわからない人達だね」
何故俺は人によって、口調を変えてしまうのだろうか
「一緒に聞いてみない?」
「えっ?ああ、いいよ」
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