占一族の消滅

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ある山のふもと 軽やかにおりてくる少女がいた。 目はまるで大宇宙を飲み込んだような黒。 髪は巻き、肌は雪肌。 チェリー。四才である。 おばあさんにあたるミネラからお使いを頼まれたのである。 しかしミネラはチェリーを逃がすために使いを頼んだのだ。 チェリーがお使いにいったのと同時に闇一族が攻めて来た。 闇一族と占一族は対立していた。 闇一族は『黒のヨゲン書』を使い、占一族を滅ぼした。 10分後、チェリーが見たのは真っ白な世界。 チェリー 「そんな・・・みんな・・・」 チェリーは立ち尽くしていたが、ふらりと姿を消した。
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