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そんなほほえましい光景を見ながらチェリーは笑った。
それは彼女がはじめて見せたまんえんの笑顔だった。
ノワール
「・・・いいのかチェリー。真実を告げなくて」
チェリー
「構いません。知らなければいい事もありますからね」
ノワール
「大嘘つきの大予言者。本当は闇の予言書も光の予言書もお前が書いた物だろう?」
チェリーは肯定も否定もしなかった。
ただ微笑んでいた。
その答えもノワール伯爵は知っているはずだった。
こうして闇の予言書は消え、世界に平和が戻りました。
え?チェリーは生きてるのかって?
それは誰にもわかりません。
とにかくこれで闇の予言書のお話は終わりです。
ではまたいつかどこかで・・・
fin
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