短い小説集[ショートショート]

超能力

人々、ある時から超能力を使えるようになった。

人というのは力を持っていると、それを発揮したくなるものだ。

そうなると超能力を使っての勝負をしようと言う奴が出てくるようになった。

｢わたしはこの箱の中身を透視することができますよ。｣

｢何の、私はこの壁の先を透視できます。｣
｢まいりました。｣

といった具合に。