超能力

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しかし、上には上のいる物。 未来を変更できるという恐るべき能力が現れた。 予知など相手にならない。 しかし、物事には終わりのあるもの。 「くだらん連中がなんだかんだと、うるさくてならん。俺の力を見せてやる。」 えい、やっとばかり、能力が発揮される。 それは他人すべての能力を消してしまうという、とてつもない力。 かくして、騒ぎに終止符が打たれる。 すなわち、そのご本人、凄まじい能力の持ち主なのだが、あいにくテレポーテーションだの透視だのといった下級の能力は持ち合わせていない。 そのため、もはや二度とその力を発揮する機会は無いのだ。
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