とんでもない奴等

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ある時、宇宙人が地球に来訪する。 星をあげての大騒ぎ。そして、初めての宇宙人との接触となった。 「どうしてこの星にやって来られたのですか?」 「私は私の星から逃げてきたのです。」 「なんということ。一体何があったのですか。」 「私の星にはとんでもない奴等がいたからです。そいつら、人々から堂々と金を奪っていく。その金をどうするのかといえば、無駄な事をして湯水のごとく、我々から奪った金を浪費するのです。」 「まさしくとんでもない奴等だ。」 「それを批判しようとすると、[我々だっておまえたちの利益になる事をしている]という返事が返ってきます。しかしそれは我々から奪った金額と比較すると雀の涙程しかない…。」
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