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雲1つ無い晴天のこの日
1人の若者が旅立った
その名をゼロス君
まだトレジャーハンター(見習い)だ
宝箱を探してあてどのない旅を続けるトレジャーハンター(見習い)ゼロス君
暫く歩いているとゼロスは宝箱を見付けた
ワクワク♪
ゼロスは宝箱を開けた
『ゼロスは蜜柑を発見した』
「ちっ、蜜柑か…」
ゼロスはそのまま立ち去ろうとした
『ちょっと待てい!置いて行くんかい!』
天の声が響く
天を見上げ
「さっきから、ガタガタ煩いんだよ!何者だ貴様!!」
ゼロスは叫んだ
『この話のナレーション&管理者だ!!』
それを聞き
「ふっ、サブキャラか」
不敵な笑いを浮かべる
『…とにかくだ、宝箱の中身は必ず取れ』
天の声に、ゼロスは渋々ながら蜜柑を手に取った
『ゼロスは蜜柑をGETした』
「そんな解りきったことナレーションするなー」
ゼロスの叫びに
『それが、役目だ!!』
天の声が言い返す
トレジャーハンター(見習い)ゼロスの旅が始まった
「おい!!その(見習い)ってのはなんだ!!俺はトレジャーハンターだ」
ゼロスの怒りに、天の声は
『馬鹿野郎、いきなりベテランだと話が終わるだろ』
と答え
『続く』
と言い切った
「続けるんか?こんな話を続けるんか!?なんか間違ってるぞー」
ゼロスの叫びは無視された
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