その1

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雲1つ無い晴天のこの日 1人の若者が旅立った その名をゼロス君 まだトレジャーハンター(見習い)だ 宝箱を探してあてどのない旅を続けるトレジャーハンター(見習い)ゼロス君 暫く歩いているとゼロスは宝箱を見付けた ワクワク♪ ゼロスは宝箱を開けた 『ゼロスは蜜柑を発見した』 「ちっ、蜜柑か…」 ゼロスはそのまま立ち去ろうとした 『ちょっと待てい!置いて行くんかい!』 天の声が響く 天を見上げ 「さっきから、ガタガタ煩いんだよ!何者だ貴様!!」 ゼロスは叫んだ 『この話のナレーション&管理者だ!!』 それを聞き 「ふっ、サブキャラか」 不敵な笑いを浮かべる 『…とにかくだ、宝箱の中身は必ず取れ』 天の声に、ゼロスは渋々ながら蜜柑を手に取った 『ゼロスは蜜柑をGETした』 「そんな解りきったことナレーションするなー」 ゼロスの叫びに 『それが、役目だ!!』 天の声が言い返す トレジャーハンター(見習い)ゼロスの旅が始まった 「おい!!その(見習い)ってのはなんだ!!俺はトレジャーハンターだ」 ゼロスの怒りに、天の声は 『馬鹿野郎、いきなりベテランだと話が終わるだろ』 と答え 『続く』 と言い切った 「続けるんか?こんな話を続けるんか!?なんか間違ってるぞー」 ゼロスの叫びは無視された
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