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コウ「アキのご両親にきちんと挨拶に行きたいって思うんだ」
「今はまだ、お金も何もないけど…
きちんとした形にしたいんだ」
こういう時は周りに誰もいなくても照れてしまうものだ。
2人の同棲は2人の両親も知っている。
ただ、アキの父親だけは最後まで首を縦には振らなかった。
アキの表情がパッと明るくなったが
すぐに曇ってしまっう
アキ『許してくれないよ。
飛び出してきたんだもん』
2人はアキの母親とは連絡をとっていたが、
アキが家を飛び出して以来
アキの父親は口も聞いてくれない。
コウはこの状況が耐えられなかった。
アキがいつでも笑っていられるように。
一つの(形)が2人の未来を明るく照らすと信じていたから
コウ「大丈夫!きちんと嫁に下さいって言ってくるから」
アキ『あっ!今嫁って言った?
まず、私に嫁に来てください!じゃないの?
うわぁっ、ひどくない?』
口は悪いが笑顔がこぼれた
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