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「…っへ??」
てっきり鉄拳が降ってくると思っていた僕はすっとんきょうな声をあげてしまった。
恐る恐る顔を上げると赤い顔をして焦点の定まらない目でどこか遠くを見ているキヨハル。
しばらくフラフラしているとこちらに倒れてきた。
「うぉっ!」
そういって寸での所でキャッチした僕。
おかしい
そう思った僕が額に手をあてると
「熱っっ!」
軽く38度はあるだろう。
普段はとばっちりをくらいたくなくて傍観している周りの子も異変に気づいてきた。
「…なぁ、どうしたんだよ?」
親友の秀樹が聞いてきた。
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