*いち*

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「はぁ…もう知らん。」 そんな事をしている間に救急車が来た。 診てもらうと、只の疲労による発熱との事。 秀樹の言う通りだった。 結局、その後塾から帰され今に至る。 「…結局僕は1人騒いで終わったな…」 思わずそんなセリフがこぼれた。 でも、ああいうヤツの事を本当にかっこいいヤツって言うんだな… 僕もあれくらい出来れば美希と別れずにすんだのかな… そんな事考えるだけ無駄だとわかっている。 でも、やっぱりそう思わずにはいられなかった。
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