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「な、何やってんだ……!」
「なにって、女同士の遊び、みたいな?」
疑問かよ!
「ねえ、離れてよ……」
桜が『桜』に懇願する。
あえて言おう。
瞳を濡らし、頬を朱に染めている桜に、ひどく興奮した……!
桜、ごめんッ!
「お兄ちゃんが帰って来ちゃったからねえ、今回はここまでにしておくわ」
クスリと『桜』は笑い、桜から離れ、服を着始めた。
「あ、あのさ…『桜』」
二人の桜がオレをみる。
「あ、いや。ダッチワイフな方」
「……なに」
下着を身にまとっただけの『桜』。
そのうちに、桜は部屋を出て行った。服を着るためだろう。
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