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素晴らしい夕飯をご馳走になった俺はお風呂にはいっていた。いや、シャワーを浴びていたが正しい。
皿洗いを申し出たんだけど、ヤワちゃんにすごい剣幕で断られて仕方なしにシャワーを浴びている。ゾンビだって体を清潔にするのさ。
浴びているとヤワちゃんが、
「あのー、ここにタオル置いておきますね」
曇りガラスの向こうにはヤワちゃんのシルエットが。な、なんかエロイ。
つかこれって新婚さんみたいじゃね!?
幸せを噛み締めながら風呂から上がり、用意されたタオルで体を拭く。幸せだ。
いつもはパンツ一丁なんだが、ヤワちゃんいるし寝間着を着用。部屋には、敷き終えた布団に正座をして、ヤワちゃんが待っていた。
「えっと……シャワー浴びる?」
「うぁ!? あ、入ります!」
すたたたっ、と俺の横を通りすぎるヤワちゃん。なんで顔赤くなってたんだ? パンツは……履いてる。つか寝間着だぞこれ。
俺も気を利かせて小さめのTシャツと短パンを風呂の近くに置いておく。タオルは……さすがだ。きちんと自分で準備してるじゃないか……ん?
その上にはピンク色の布切れが置いてあった。なんともかわいらしいハンカチだ。とりあえず透かしてみたりする。
「あの……なにをやってるんですか?」
お風呂からヤワちゃんの声。そういえば風呂から外のシルエット写るのか……え!?
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