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俺も続けて健二の布団へ入る。うえ、健二の匂いだ。
そのまま手を伸ばして電灯から垂れるヒモを一、ニ、三。はい真っ暗ー。まあゾンビは夜目だし俺とヤワちゃんには関係ないけど。
「オヤスミ」
一応返事は期待してない。ヤワちゃん俺に背を向けているし。
「……おやすみなさい」
お?
「もう一度言ってく」
「言いません! おやすみなさい!」
なんだ……ツンデレってやつなのかこれ。それともただのバカなのかヤワちゃん。
今日も昨日と同様いろんなことが起きた。災難には代わりないがこうして友達も……友達だよな? 俺の独りよがりじゃないよな? うわっ、すげえ確かめたい! ヤワちゃん起こして尋ねてえ!
「すぅ……すぅ……」
寝たなヤワちゃん。よくもあんなに無防備で寝れるなあ。明日にでも聞けばいいか。
てか明日からヤワちゃんと登下校か……春が、俺に春が訪れるのかコンチキショー!
ま、季節はそろそろ梅雨を迎えますけど。
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