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「さ、行きましょうか?」
カレンは白髪の男子、梧に声をかけた。
梧は少し前に学園の中で倒れていたところをミレイ達に助けられ、記憶喪失であるからこうしてカレンと記憶探しに出掛けているのである。
「最近、一緒にいること多いですよね~あの2人。」
生徒会室でそれを見た天海春香は呟く。
「いいじゃないの。いかにも『青春してます私達!』って感じで。」
隣にいたミレイはうれしそうに言った。
「そんなものですか…。」
「そうそう。ところで春香もよく外に出てるけど…何?外にいい人でも出来たの?」
「そ、そそそそ、そんなことないですよ!(日本の為に戦ってるなんて言える訳無いよ…)」
「ふぅ~ん、まあそういうことにしておくわね。」
ミレイは笑いながら言った。
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