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「私が授業受けてたとしてもなんも変わんないって」
「そうかなぁ…」
由紀乃は絢香のことなど気にせず、弁当の最後の一口を食べ終えると片付け始めた
空を見上げると、薄いブルーのパレットの中に、白い大きな雲がひとつふたつ浮いていた
「あーぁ、なんか面白いことないかなぁ…」
空の雲に向けて呟くと、隣から返事が返ってきた
「また出た!それって由紀乃の口癖だよね~」
絢香は隣で笑いながら、今日は何回目だったかな、などと喋り続けている
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