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いつもと変わらない
その中に幸せを感じることはあっても満たされたような感覚にはならなかった
横で笑顔を振り撒く友人は些細な幸せを思う存分に満喫することが出来るようだ
てかそれが趣味なんじゃ…
「ねぇ絢香…」
「ん~?」
あくびをしながら間延びした返事をする友人を見てそれまでの思考は輪郭がボヤけてしまった
そのことを特別気に留めるでもなく、たわいもない会話で昼休みは消化されていった
小春日の日向にはいつもと変わらない日常が続く
キッカケはそう、ふと目にした、ただそれだけのことだった
、
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