。゚。*とある本*。゚。

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ヒ「ん-…暇だなぁ…」 姫は机にうつ伏せながら呟いた。 ギ「姫様、お召し物が汚れてしまいますよ。」 執事であるギルドが声をかけてきた。 ヒ「ギルド…」 姫は体を起こした。 ギ「それで、どうされたのですか??」 ヒ「最近する事なくて、暇だなぁと思って…」 ギ「フフッ…そうですか。なら、図書の部屋に行ってみてはいかがですか??」 ヒ「図書の部屋…??」 ギ「はい。珍しい本などもありますし、きっといい暇潰しになりますよ。」 ヒ「本当!?行きたい!」 姫は瞳を輝かせながらギルドを見る。 ギ「では、早速行きましょうか。」 ヒ「うん!!」 こうして、ギルドに案内してもらい図書の部屋に行くことになった。 しばらく歩くと 天井に届くんじゃないかと 思うくらいの大きな扉が見えてきた。 ギ「ここが図書の部屋です。」 そう言い、ギルドは重いはずの扉を異とも簡単に開けた。 ヒ「ありがとう。」 姫は一言お礼を言い、中へ入った。
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