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何時間か馬車に揺られつづけると、急に辺りが暗くなった。
空は厚い雲で覆われ、草木は枯れ荒れた土地が広がっていた。
ギ「そろそろですね…」
ギルドはボソリと呟いた。
ヒ「ん??何??ギルド。」
ギ「いえ…姫様、そろそろ到着致します。」
ヒ「本当??」
ギ「はい。」
そして
その数十分後…
ヒ「うわぁ…」
なんとも雰囲気のある
お屋敷に到着した。
庭は手入れされていないのか荒れ果て、昼間だというのに薄暗い。
ギ「では姫様、私の役目はここまでとなっておりますので…どうぞ、お気をつけて。」
あくまで、気が進まないギルド。
ヒ「フフッ…大丈夫よ、ありがとう。」
姫はギルドに手を振り
城の中へと入って行った。
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