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「もう関係ねぇだろ?…俺らはもう終わったんだ」
無言の土方
すると突然俺のインナーを開いて先ほど殴られ無数に出来た痣に眉を寄せていた
「っ…にすんだよ…止めろよ」
「終わりになんかさせるかよッ…」
「お前は女といた方がいいんだよ…俺じゃ、駄目…なんだッ」
泣きそうになってしまった
そう、自分じゃ駄目だもとからそのつもりで始めた関係だ
「俺はお前じゃなきゃ嫌なんだよッ!!俺は…お前が、好きなんだっ」
「なに、言ってんだよ…自分から別れろっていったんだろが」
もう駄目だ涙は溢れて次々に頬から流れてゆく、まるで壊れた蛇口だ。
「婚約は断った…銀時、俺とやり直してくれ」
「っ…ばか…お前、馬鹿だ…意味…っわかんねぇよばぁかっ」
嬉しいのに俺の口からはこんな言葉しかでてこないのだ
あぁ、自分が憎い
「愛してるんだよお前をッ…」
「次…別れる、なんて言いやがっ…ッたらまじ、殺すからなッ…」
ぎゅっと久しぶりの体温
とても暖かく落ち着くものだった
「こんな綺麗な肌に…」
俺の肌に触れる土方の指先は熱を発してるのが土方が触れたところはとてもあつかった
「こんなの日常茶飯事だろ、気にすんな…」
すると土方はその痣一つ一つにキスをしていった
「っ…ちょっ…なにしやがっ…んッ」
「誘うからわりぃ」
「は?!誘ってねぇし!お前が脱がしたんだろ!」
いつもの会話、こんなの二度としないと思っていた
次は唇にキスをしてきたので俺はそれをしかたがなく受け入れてやった
「土方…」
「なんだ…?」
「 」
end.
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