分からないなんて言わせない

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「俺はお前が好きなんだよっ!銀時ッ!」 その言葉に銀時は目をパチクリとさせ何度かまばたきをした しかしきっとこの状況を理解したのだろう目を丸くすれば顔を真っ赤にしてしまった 「は?はあぁ?!…な、なに言ってんだよッ!////」 「付き合ってくれ銀時…」 「お、お前まじでいってんの?…俺、全然女っぽくないし…可愛くもないし…」 「お前がいいんだよ…」 くいと顎に手をそえて顔を近づければ羞恥に涙ぐむ潤んだ瞳があった 切れそうになる理性の手綱をなんとか手繰り寄せて俺は銀時をぎゅっと抱き締めた 「ほんと…はずかしい奴…ッ…//」 そう真っ赤な顔で言えば俺の胸板に顔を埋めてきた 「じゃ、じゃあ…いいんだな?」 「幸せにしねぇと殺すからなっ」 あぁ、これが幸せという奴か こんなにも可愛い俺の銀時 もう絶対手放したりしねぇ 覚悟しろよ? ―Are you ok ?―
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