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その後の二人を落ち着かせるのは
仲裁役をするよりも何倍も大変だった…
おまけに
悲しませた罰なのか…
「グスッ
聖夜ぁ、どこ行くのぉ?」
「ぬし様、わらわを置いていくのかえ…?」
「はぁ…
だからトイレに行くだけだから…
早く俺を解放してくれ…」
二人が尚更べったりとくっついてくるようになってしまった…
普通は、こんな二人の可愛い娘に密着なんてされたら
到底罰とはいえないはずだが…
「ボク離れたくないよぉ…」
「ぬし様…
行くというならば
わらわも連れていってはくれぬか…?」
「いや…
マジで今度ばかりは頼む…
もう限界なんだ…」
かれこれ6回はこのやりとりを繰り返しているのだ…
つまり
俺は迫りくる6回の尿意に耐えている事になるわけで…
はっきり言って
これはもう一種の拷問としか言い様がない…
これを罰といわなければ
一体なんというのか教えてほしいものだ…
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