又三郎…?

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二人は潤んだ目をしながら見上げてくる。 うっ… 不謹慎かもしれないが こいつら可愛い過ぎだ… その上目遣いは反則だろう! 「まぁ…その…… お詫びと言ったらなんだけどさ…」 「「?」」 「お前達の言うことを一つだけ聞いてあげ……」 「本当かえ!?」 「聖夜、本当に!?」 予想以上に食い付いてくる二人に 一瞬だけ不安を覚えたが 一度言ってしまった以上取り消しは効かない。 「おっ、俺ができる範囲でだぞ?」 「うむ…一つだけ… 悩むの~」 「えっと… アレもしてほしいし… あっ、アレも…」 ダメだ… 全く聞こえてない…  
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