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みんなみんなさむがり。
あそんでいると、みんなにげる。
だからあたいはひとり。
だけどそれはきっとあたいがさいきょーだからみんなコワくてブルブルふるえがるのよ。
きっとそう…だからあたいはひとりっきり。
…さみしくなんかないもん
――――……
―――…
「わ、チルノだ!!」
「逃げろ逃げろ!また凍らされちゃう。」
あたいがくるとみんなにげる。やーい、コワいだろう!!
だが、誰か一人残っていた。
「オイ!おまえ、あたいがコワくないのか?」
「…怖くないけど?」
あたいはキョトーンとした。なにコイツ…あたいをコワがらないなんて…
「なんで?」
「だって恐いようには見えないし…それに自分から恐いだろって本当に恐い子なら言わないわ」
「…こ、コワくないわけないじゃない!!みんないつもあたいがコワくてにげるし!!」
「それはアナタがみんなにイジワルするからじゃない?」
うっ…コイツさっきからあたいのえーと…あし…うーん…とってくる!!
「イジワルなんてしてないわ!みんなあそんでくれないからこおらすのよ!!」
「じゃあ一緒に遊びましょ?」
「へ?」
「私はレティ・ホワイトロックっていうの、よろしくね?」
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