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今日は生憎の大雪
アタイにとっては過ごしやすい環境
でもアイツ達には寒すぎて遊べない。
「うー…暇ぁ…
あ、今日は湖に行ってみよう!!氷張ってるだろうから滑ろうっと!!」
アタイは湖へと向かった。
――――…
―――…
「うひゃあー!!楽しい!!」
やっぱ氷の上を滑るのは楽しい!!
「でも1人じゃ面白くないな…
あ、そういやこの辺…」
レティがよく来ていた場所だ…。
そうだ!!レティなら寒さ得意だし遊んでくれる!!
アタイはレティを探し始めた。
「おーい!!!レティー!!アタイと遊ぼうよー!!」
返事は無かった。
「うーん…今日はいないのかな?…帰ろっかな」
アタイが帰ろうとした時だった。
「チルノ…」
「ん?
…あ、レティ!!」
声のする方を向くと、そこにはレティが立っていた。
「何だぁー居たならすぐ返事してよー!!びっくりするじゃない!!」
「…ごめんね?」
「…レティ…元気無いよ?どうしたの?」
レティは俯いたままで、声にも元気が無かった。
そしてレティはその重い口を開く。
「チルノ…ごめんね?
今日で私達…お別れよ…」
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