ふゆのともだち(未完成)

6/8
前へ
/52ページ
次へ
  「どうゆうこと?」 レティは意味のわからないことを言った。 「もう会えないってこと…」 「え、どうゆうこと…?アタイわかんないよ!?会えないって何?」 「もう…チルノとは一緒には遊べないの…」 遊べない…? 何で?何で?何で? アタイの頭は混乱していた。何故レティは遊べないのか、理解出来なかった。 「どうして?何で何で!?レティとアタイは友達でしょ?なのに何で遊べないの!?」 「…もうじき春が来るからよ…チルノ…」 春…? 「春になれば私は消えてなくなる…だからもう会えない、遊べない…」 「そ、そんなの…春なんかやっつければいいじゃん!!レティは強いもの!!絶対…「無理よ!!」 レティの声が氷上に響いた…。 レティが初めて怒った。レティの怒った声は初めて聞いた…怖かった… でも 少し…悲しそうだった…。 「無理なの…今の私の力じゃどうにもならないのよ」 「…じゃあレティは… もうアタイとは友達じゃ無くなるの?」 おそるおそるだった… 聞くのが怖かった。 怖くて怖くて仕方なかった。 それから最強のアタイが恐いものが一つあることに気が付いた。 それは…
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加