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「どうゆうこと?」
レティは意味のわからないことを言った。
「もう会えないってこと…」
「え、どうゆうこと…?アタイわかんないよ!?会えないって何?」
「もう…チルノとは一緒には遊べないの…」
遊べない…?
何で?何で?何で?
アタイの頭は混乱していた。何故レティは遊べないのか、理解出来なかった。
「どうして?何で何で!?レティとアタイは友達でしょ?なのに何で遊べないの!?」
「…もうじき春が来るからよ…チルノ…」
春…?
「春になれば私は消えてなくなる…だからもう会えない、遊べない…」
「そ、そんなの…春なんかやっつければいいじゃん!!レティは強いもの!!絶対…「無理よ!!」
レティの声が氷上に響いた…。
レティが初めて怒った。レティの怒った声は初めて聞いた…怖かった…
でも
少し…悲しそうだった…。
「無理なの…今の私の力じゃどうにもならないのよ」
「…じゃあレティは…
もうアタイとは友達じゃ無くなるの?」
おそるおそるだった…
聞くのが怖かった。
怖くて怖くて仕方なかった。
それから最強のアタイが恐いものが一つあることに気が付いた。
それは…
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