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俺は、稟と二人の縄を切り、自由にした
「大丈夫か?稟」
「えぇ。なんとか」
俺は二人の子の肩をたたき
「君たちも大丈夫?」
「はい。貴方のお陰で命を拾いました」
「はいですぅ。でもお洋服が。」
「風みたいな子だね」
一人は華琳にそっくりだし、こっちは風に雰囲気がそっくりだ。さすが二人の子か
「??。お母さんの真名をしってるのですねぇ?」
「まぁね。それよりはやくここから逃げなきゃ。」
俺は体に刺さってる矢を抜き、奴をにらむ
「稟、二人のことはたのんだよ?」
「一刀殿。貴方はどうするのです?」
「なぁに。無視してんだ?」
うっせんだよ。
「初めてだ。」
そう、初めてだ
「ここまで、人に殺意をもったのがな!!!」
そういって俺はかけだす。
一刀殿はそういって、なんであんな大剣を担いで、はしれるのだろうと不思議に思う
「あのぉ、稟姉さま」
「どうしましたか?嵐」
嵐が服を抑えながら、私に質問をしてきました
「あれはですね・・」
「父・・・・様?」
すごいですね。さすが華琳様の子供
「そうです。あれが我らが夫。北郷一刀です」
「稟!昇華!嵐!」
「母様!!」
華琳さまと春蘭と風がはしってきた
「あぁよかった。昇華。無事で」
走りながら、絶を放り投げ昇華様を抱きしめる
「よかった!本当によかった」
「嵐、大丈夫でした?」
風は途中から歩いてきたようです。嵐は風まで近づき、
ポスン
頭を風に預ける
「怖かったです。」
「うん」
「寂しかったです」
「うん」
「泣かなかったです。今なら」
「うん」
「泣いてもいいですか」
「うん」
嵐は風を抱きしめながら静かに泣いた
「今は雪蓮達に任せてるけど、これから魏もくわわる」
華琳様は涙を拭き、
「あの男を粉々に壊す!!」
殺すんじゃなくて壊すですか
「そうだ。さっき稟を助けた奴はどこだ?」
春蘭がキョロキョロとしてさっきの人をさがしてるようです
」
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